2021/01/14

KY法についての本ブログでの解説/展開:KY法の特徴、種類、具体的な実施手順

 ◆KY法に関して:開発歴史(第一期、第二期、第三期)

 KY法は当初は分類/予測率(2クラス分類)および相関係数/予測値(重回帰)の向上を目指し、同時に従来手法と比較してさらに膨大な数のサンプルデータを扱うことを可能とすることを目指して開発された(第一期)。続いて、KY法の基本原理と特徴を踏襲しつつ、手法的な手順を改良/簡素化したKY法へと進歩した(第二期)。さらに、このような改良に加えて、KY法実施の自動化推進と、予測モデルをなくすことで新規サンプルを追加してもモデル作成することなくKY法による分類/予測を完全に自動実施できる手法へと変化した(第三期)。最新のKY法は第三期のものとなります。

◇第一期:
・2クラス分類:2モデル2クラス分類KY法
・重回帰   :判別分析付き多段階重回帰KY法

◇第二期:
・2クラス分類:1モデル2クラス分類KY法
・重回帰   :2ステップ重回帰KY法

◇第三期:
・2クラス分類:モデルフリー2クラス分類KY法
・重回帰   :連続取り出し型重回帰KY法

 次回はKY法の特徴についてまとめます。